簡介
東山の山すそに広がる南禅寺辺は、古くから別荘が建ち並び、風雅な趣が漂う落ち着いた静かなところですが、当館は南禅寺の北門を出たところに位置しております。当館の建物は、周辺の景観にあわせて数寄屋風の外観とし、2つの展示室と立礼茶室がございます。収蔵品には雪村周継筆「風濤図」、「佐竹本三十六歌仙 紀友則」、宗峰妙超筆「白雲偈頌」、伝紀貫之筆「寸松庵色紙」、「千鳥蒔絵面箱」など重要文化財7件、重要美術品5件を含む茶道具・絵画・書跡・能面・能装束など約1500点があります。これらを春・秋の特別展において順次紹介しております。